みんなよくなれ鳥獣りは

 著者の村越正明さんはある日脳出血で倒れ、入院しました。不自由な右手のリハビリを目的に書き始めたのが本書「鳥獣りは」です。

 

 ご本人は設計事務所を経営されていた方ですが、むかしから好きだった鳥獣戯画をまねて毎日のリハビリの風景を描きました。

 

 実際に見てみると、ほんとうにこれをマヒの残る手で書いたの?と思ってしまうほど上手で、リハビリにはまだまだ大きな可能性があるとあらためて思いました。

 

 見て楽しく、読むとはげまされる「鳥獣りは」。今リハビリを受けている人やそのご家族だけでなく、興味を持たれた方は是非読んでみてください。

 

 

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